①単語の語尾が d、g、k、p、t、で
次の単語の語頭が子音の時、または単語がない時は、
音が消える、又はかすかに聞こえる程度になる。
good morning グッモーニン
look down ルッダン
put it up プリラッ
※(理由) 発音の際、語尾で舌をはじかないことが多く、音が聞こえにくい。
又は、次の単語の語頭の子音を優先し、語尾の発音を省略してしまう。
※(注意) 従って上記の場合に音読する際は、語尾の発音で舌をはじかないこと、語頭の発音を優先して、無理に語尾を発音しないこと、が重要。
② t の後が母音の時、
l または d に近い音になりやすい。
get it ゲリッ
get up ゲダッ get out of ゲッラゥロ
③ h、th は音が弱く、また発音されない場合が多い。
Tell him テリン
tell her テラー tell them テレン
④語尾が子音で語頭が母音の場合は語尾と語頭がつながって発音される。
How about it ハワァバウティ
as well as アズウェラズ
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英語のリスニングにおいて、単語と単語がくっついて聞こえる現象は、英語の音声が音素に分割されることに起因しています。これにより、隣接する単語の音素が融合して聞こえてきます。
この現象は、リンキング(linking)、同化(assimilation)、スカッシュ(schwa)などの用語で表されます。単語の最後の子音と次の単語の最初の母に代わってついていく一音となります。
例、”have to”を発音する場合、”have”の”v”音素が”to”の”t”音素に結合して”hafto”のように聞こえます。同様に、”cup of tea “をする場合、”cup”の”p”音素が”of”の”f”音素と同化して、”cuppa tea”のように聞こえます。
他にも色々あります。
- gonna: going toの略語で、”I’m gonna to go to the store”(私は買い物に行くつもりです)のように聞こえます。
- wanna: want toの略語で、”I wanna watch a movie”(私は映画を見たいです)のように聞こえます。
- gotta: got toの略語で、”I gotta go now”(私は今すぐ行かないとなりません)のように聞こえます。
- lemme: let meの略語で、「到着したらお知らせください」のように聞こえます。
- kinda: kind ofの略語で、「ちょっと疲れた」(ちょっと疲れた)のように聞こえます。
- sorta: sort of の略語で、”I’m sorta busy now”(今忙しいです)のように聞こえます。
- dunno: don’t knowの略語で、”I dunno what to do”(何をすべきかわかりません)のように聞こえます。
英語のリスニングに慣れるためには、より多くの英語の音声に耳を慣らすことが大切です。また、リンキングや同化などの発音のルールを学び、実践することも役立ちます。