国際化が急速に押し進み、ますます英語でのコミュニケーションが不可欠となっている現代。もはや英会話がある程度出来ないと「時代について行くのが困難」となりました。海外旅行、ロングステイ、海外移住・・・、国内から一歩でも踏み出せば、そこには英語の世界が待っています。そこでは入管もタクシーもホテルも、学校での教育英語のように分りやすく英語をしゃべってはくれません。全ては「実践」の英語で応対しなければならないのです。

世界的に見て、日本人の英会話取得能力は世界最低水準と言われています。日本国内にこれ程英会話教室が氾濫し、何千とある英語関連著書が出版されているにもかかわらず、日本人の英会話能力は依然として向上していないのです。その一番の原因は、形式的な英語学習に固執し、ネイティブの自然な会話に慣れ親しんでいないからではないでしょうか。

よく、英会話教室などの宣伝で、「英語は簡単です!」「すぐに身に付けられます!」等のキャッチコピーを耳にしますが、そんなことはありません。英語は海外在住経験のない日本人にとって、大変難しいです。実際に映画をご覧になってみて下さい。ネイティブの自然な会話は、一般の日本人にとって非常に聞き取りづらいです。それは、実際に彼らが日常的に使うナチュラル英語は単語と単語がくっ付いて発音され、全く別の単語のように聞こえる場合が多いからです。また、音がつながる箇所以外にも、消える箇所、省略する箇所、別の音に変化する箇所、リズムよるアクセントの移動、等実に様々です。

これが、我々日本人の英会話能力を向上させない大きな壁となっているのです。つまり、相手の言っていることが「聞き取れない」のです。「聞き取れ」なかったら、正しい応答ができません。また、たとえ「聞き取れ」ても、「意味がわからなければ」同様です。「聞き取れる」ことと「意味がわかる」ことの2つが英会話の正しい応答には必要なのです。正しい応答が出来なければ薄っぺらな自分主体の英語で話すしかなく、結果としてお互いの意思疎通が希薄になってしまうのです。

ですから、英語学習の最初の最も重要な要因は、ネイティブの自然な会話が「聞き取れる耳」を作るということです。ところでなぜ、私たち日本人にとって、映画の英語は聞き取りにくいのでしょうか? それは映画の英語は感情表現も含めて、あらゆる英語の要素が交錯する「実践」の英語だからです。私たち一般の日本人は長い間、学校の英語教育で「ジャパニーズ英語」を先生や生徒から、反復して聞かされ読まされてきました。そしてその結果として、耳や口が「実践」の英語に馴染まない状態になっているのです。ですから、「ジャパニーズ英語」に馴染んだ私たちの耳や口を、まず最初に映画などの「実践」の英語で矯正していく必要があるのです。


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